東海カーボン 技術と信頼で未来に答えを

研究・開発

炭素素材の基礎研究から時代の先を見すえた新製品の開発まで幅広く対応。高度なニーズに応える製品づくりと新分野に貢献できる最先端技術の開発に取り組んでいます。

研究開発方針/ 体制

6つの事業領域において常にその品質に磨きをかけ最先端の製品をお届けするために、そして、これまでにない新製品を開発し新しいジャンルを切り拓いていくために、東海カーボンは研究・開発体制をいちはやく整え、力を注いできました。現在は、総合研究所である富士研究所を中心に、知多研究所、防府研究所の3箇所がその拠点となっています。お客様や時代のニーズに即した研究を重ね、さまざまな分野で世界初となる製品や技術を数多く産出。近年では、カーボンの未知の可能性を拓くべく、公的研究機関や大学との共同研究も進められています。

富士研究所
富士研究所

保有技術(技術の系譜)

創業時の電極製造技術を基点に研究を重ね、その原料や副産物、工場、熱処理技術・設備などを有効に活用。
必要に応じて外部技術を導入しながら、6つの事業に広がる独自の技術を数多く開発しています。

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保有技術

研究所紹介

富士研究所

電顕室から実験室、試作室まで、最先端の研究設備をそろえた総合研究所です。半導体業界、自動車関連業界、エネルギー・環境関連、航空宇宙分野など、時代のニーズに応じたテーマを中心に研究を重ね、独自の新技術・新製品を開発しています。また、各事業や工場と連携を図りながら、お客様が抱える新たなニーズに応え市場拡大に貢献できる製品品質の向上にも努めています。

知多研究所

工場と同じ敷地内に所在しているため、生産ラインに直結できる開発体制が整っており、開発から製品化まで短期間で完成させることが可能です。市場に適応するカーボンブラックを開発する一方で、炭素材やゴム材から学術的情報を収集し、新たな材料開発のためのリサーチも続けています。特に自動車分野では、環境を意識した製品の開発に努めています。今後も、常にお客様に寄り添った開発を追求していきます。

防府研究所

人造黒鉛電極の試作・評価解析を行い、品質の更なる向上を追求すると共に、原料分析から電極特性調査まで幅広く実施し、製造工程へフィードバックする事で安定生産の基礎を支えております。また日独米の生産拠点の技術を繋げる「黒鉛電極の中央研究所」としての役割も担っており、世界各国のお客様が当社の黒鉛電極をご使用の際に最高のパフォーマンスを発揮できるよう、日々研究を続けています。

開発指向

環境負荷低減を中心とした開発テーマ群

東海カ-ボンは地球環境保全を経営における最重要課題の一つと位置づけ、企業活動と環境の調和に努めています。開発戦略本部も開発テーマの選定に際しては、環境負荷低減に資するか否かを重要な判断材料としています。また、各事業部ではカーボンニュートラルに向けて取り組んでいますが、これをサポートする研究開発活動も実施しています。

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