東海カーボングループは、2021年5月11日付で2021年から2023年までの3ヶ年の中期経営計画「T-2023」を公表しておりますが、事業環境や業績の変化を踏まえ、新たに2022年から2024年までの3ヵ年中期経営計画「T-2024」を策定いたしましたので、お知らせいたします。
当社グループでは、経営環境の変化に柔軟に対応するため、2019年2月に開示した中期経営計画「T-2021」より、年次で向こう3年間の計画を見直す、所謂、ローリング方式を採用しております。前回のT-2023においては、コロナウイルス感染拡大等の影響を見極めるべく、公表を例年より3ヶ月後ろ倒しし、5月といたしましたが、今回のT-2024においては、例年通り2月に公表をいたします。 また、脱炭素に向けた世界的な取り組みが急激に進む中、当社が持続可能な社会の実現に向けて、未来を見据え、どのように成長機会を捉え、顧客を創造し、社会に貢献していくのかを示す、2030年に向けた長期ビジョンを新たに設定いたしました。T-2024においては、この長期ビジョンの実現に向け、以下の基本方針を掲げ、活動を進めてまいります。
「先端素材とソリューションで、持続可能な社会の実現に貢献する」
① サステナビリティ推進委員会新設
② カーボンニュートラル推進体制確立
③ 事業ポートフォリオマネジメント
④ 技術革新
⑤ M&A
① 黒鉛電極、カーボンブラックの採算改善と安定化
② 設備投資コストの売価への転嫁
① 事業構成と製品構成の継続的見直し
② 高付加価値商品の生産能力増強
③ 将来性のある事業・開発品への集中投資
① カーボンニュートラル推進
② 本社組織のグローバル化対応
③ 内外子会社のガバナンス体制強化
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2024年主要業績目標 | (参考)2021年実績 | |
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売上高 | 3,560億円 | 2,588億円 |
営業利益 | 570億円 | 246億円 |
ROS*1 | 16% | 10% |
EBITDA*2 | 910億円 | 545億円 |