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募集要項・エントリー

理系スキル+コミュニケーション能力で
「最適な着地点」を見つけ、困難を解決する

カーボンブラック事業部
生産技術部

Y.K

2010年入社

※所属は取材当時

これまでの経歴 CAREER

2008

兵庫県立大学大学院 工学研究科物質系工学専攻に進学

大学および大学院では、放射光を用いた天然ゴムの構造解析についての研究を主に行っていた。学生時代の趣味はスノーボードと麻雀。

2010

東海カーボンに入社

メーカーまたはインフラ系企業への就職を希望するなか、インターンシップで垣間見た、東海カーボンで働く人々の雰囲気と明るい社風に「ここしかない!」と思い、入社を決意。

2010

防府工場製造課に配属

電極事業部に属する山口県・防府工場の製造課にて、品質改善とコストダウンの検討に従事。

2014

知多研究所に配属

カーボンブラック事業部の知多研究所に異動。タイヤ用カーボンブラックの開発を担当。2017年4月から約半年間、アメリカ・シカゴに語学留学する。

2018

外部に出向

評価技術を学ぶため、外部に1年間出向。その後、一般ゴム用カーボンブラックの開発や海外の会議でプレゼンターを担当。

2020

カーボンブラック事業部 生産技術部

研究開発を陰でサポートする側として、研究開発に必要な契約書の締結や、顧客からの品質上の要求に対応する業務に従事。

インタビュー INTERVIEW

BEFORE JOINING TOKAI CARBON

学生時代について 大学院時代は「放射光を用いた
天然ゴムの構造解析」に没頭

子どもの頃から、俗に言う“理系”のさまざまなことが大好きで、大学および大学院では「放射光を用いた天然ゴムの構造解析」を主に取り組んでいました。これは要するに「原子レベルでの分析」ということです。研究はかなり熱心に行っていたつもりですが、それと同時にスノーボードにも熱心だったかもしれません。

東海カーボンを選んだ理由 インターンシップを通じて得た
「ここでなら長く働ける」という確信

就活の際に私が“軸”にしたのは、「その会社の社風のようなものが、自分の個性に合うかどうか?」でした。とはいえ、面接だけでは、そこはなかなかわからないものです。しかし、幸いにして東海カーボンでインターンシップに参加した際、社員のみなさんがポジションの上下や所属の違いを越えて、明るく自由に意見を述べあっている姿を見て「……ここだ!」と直観しました。そして、12年前のその直観はまったく間違っていなかったと思っています。

WORK

現在の仕事内容 多岐にわたる部門の意向を確認しつつ
「全員にとっての最適な着地点」を探す

現在は「研究開発をサポートする側」として、顧客からの品質上の要求などに対応しています。研究員時代は、ある意味個人プレーの質が求められましたが、現在は、多岐にわたる部門や人と「正確なコミュニケーションを取る」ことが重要になっています。事業部をまたいだ調整を行い、さらには工場サイドやお客様の意向などもすべて合わせたうえで、最適な着地点を見つけ、物事を解決していく――という仕事です。

仕事のやりがい 立場により「主張」はさまざま
だからこそ、調整のしがいがある

多岐にわたる部門や、顧客企業と弊社の間に立って“調整”をするのが私の仕事だと言えます。しかし、やはりそれぞれの立場で言い分はあり、譲れる部分と譲れない部分はありますから、“最適な落とし所”を見つけるのは非常に難しいと感じています。しかし、だからこそ関係者全員が納得できる結果になりそうなときは、調整の最終段階になった頃に初めて「やった!」という手ごたえを感じます。

仕事で大事にしていること 「現場の方々をリスペクトせよ」
という父の教えを守り続ける

私の父も製造業に従事しているのですが、入社前に父から言われた「常に現場の方々をリスペクトせよ」という教えは、ずっと守ってきたつもりです。現場の方々への尊敬がないことには、製造業の仕事って絶対に回らないんですよね。とはいえ、その教えを忠実に守ってきたつもりの私ではありますが、入社間もない頃は、現場の方々とのコミュニケーションが「取れているつもり」だったかもしれません。

入社して一番成長した経験 経験を積んだことで視野が広がり
柔軟な思考ができる自分になれた

入社直後に配属された製造課では、それまでに聞いたこともないようなトラブルが発生したときは、完全にうろたえてしまったものです。しかしいつの頃からか、不測の事態が起きても冷静に対処できるようになっていました。これは決して「あらゆることを理解したから」ではなく、経験を積んだことで、例えば「直すのではなく代替案を用意する」などの思考もできるようになったから――なのでしょう。

CULTURE

東海カーボンを一言で表すと インターンシップで直観した「温かさ」は
事業部が違ってもまったく同じだった

ひと言で表すならば「輪」でしょうか。電極事業部からカーボンブラック事業部に異動した際、事業部が違えば製品も文化もかなり異なるので、「これまでの経験は無になるのだろうか……」という不安もありました。でもいざ異動してみると、現場の方々とのコミュニケーションの温かさを含めて「あ、同じ東海カーボンだな……」としか言いようがない何かがありました。学生の頃に「この感じ、好きだ!」と思った雰囲気は、どの事業部でも同じだったのです。

同僚の特徴 決して「ガチガチの理系」ではなく
「気さくで明るい理系人材」が多い

東海カーボンはいわゆる理系の会社だとは思うのですが、明るいというか、気さくな人が多い印象があります。世間では「理系の人=対人コミュニケーションが上手ではない」みたいなイメージもあるのかもしれませんが、仲良くなれば、みなさん心を開いてくれます。ガチガチな雰囲気ではなく、同僚や上司などと気さくに話せる雰囲気のなかで働きたい理系の人には、かなり向いている企業なのではないかと思います。

FUTURE

今後の挑戦 顧客とのコミュニケーションの
質と量をさらに上げていきたい

今後というか、今も挑戦中なのですが、お客様とのコミュニケーションの質をもっと上げていかなければいけないと思っています。お客様とは「ただ面談をすればいい」というものではありません。個別の細かなチューニングをカスタムメイド的に行いつつ、同時にコミュニケーションの頻度も上げることで、より確かで強固な信頼関係を、お客様と一緒に築いていきたいですね。

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