入社1年目からやりがいある仕事を任され
2年目にして自身の確かな成長を実感
原料調達部
B.H
2020年入社
※所属は取材当時
これまでの経歴 CAREER
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建国大学 経営学部経営学科に進学
韓国のソウル市にある建国大学で経営学全般を学ぶ。特に興味があったのは人的資源管理とマーケティング。趣味はサッカーおよびフットサルのプレーと語学勉強(日本語、英語など)。
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東海カーボンに入社
「幅広い業種と関係することができる」「海外拠点で活躍するチャンスも多い」という観点から、素材メーカーを中心に就職活動を展開。なかでも東海カーボンがベストと考え、入社を決意。
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原料調達部に配属
配属当初は摩擦材の原料を、競争力のある価格で安定的に調達する業務を担当。2021年夏からは、新たな業務としてカーボンブラックの原料調達にも携わっている。
インタビュー INTERVIEW
学生時代について
経営学を専攻しつつ
外国語のマスターにも力を
プレイヤーとしてもマネージャーとしても、将来的に長く深く活躍できる人材になることを目指し、大学では経営学を専攻しました。財務などを含む経営学を幅広く学びましたが、そのなかでも特に興味があったのは「人的資源管理」にまつわる領域とマーケティングです。また、同時に外国語を学ぶのが趣味のひとつだったため、映画やドラマなどを通じて日本語と英語を在学中にマスターしました。
東海カーボンを選んだ理由
業種の垣根や国境をも越えて
さまざまな経験が積めるはずと考えた
私の場合は「海外での事業展開に積極的な素材メーカー」を中心に見ていました。活動を進めるなかで、自動車向けの部品や素材を作るメーカーなどの最終選考にも進んだのですが、「さまざまな事業部があるため、さまざまな経験が積める」「海外拠点で働けるチャンスもある」「面接でお会いする方々から、会社としての明確なビジョンが伝わった」という3つの理由により、最終的に東海カーボンへの入社を決意しました。
現在の仕事内容
取引先と自社の間に立って
安定した生産状況の実現を目指す
摩擦材とカーボンブラックの原料調達を担当しています。原料調達部は、取引先様と自社の間で、さまざまなケースに対処しつつ、最終的には当社の生産計画に支障がないよう、安定的に調達しなければなりません。その際、材料の調達が逼迫しているときには代替品をどう確保するか? 工場にはどんな調整をお願いするか?――などを考えなければなりませんが、まだまだ“難しさ”を感じています。
仕事のやりがい
徹底的な下調べを行ったうえでの
調達交渉が成功裏に終わる歓び
ありがたいことに入社1年目から、直接交渉の場に担当者として参加してきました。その際に、過去の経緯やマーケット状況などを自分で詳細に調べあげて交渉に臨み、その結果として「より安定的な原料調達」が可能になったときは、“やりがいを感じますね。もちろんまだまだ至らぬ点は多いのですが、周囲の先輩や上司に相談すれば、必ず的確なアドバイスをもらえますので、そこも含めて勉強になります。
仕事で大事にしていること
状況が悪いときこそむしろ積極的に
「迅速で正確な情報共有」を行う
まず何よりも「正確で迅速なコミュニケーション」を、特に大切にしていますね。そして、状況が悪ければ悪いときほど、より正確な情報をよりタイムリーに調べ、社内の関係者と迅速に共有する必要があると思っています。というのも、入社1年目に、私からの報告が十分でなかったことから、工場と本社の認識にズレが生じてしまったことがありました。それ以来、「とにかくわかりやすくタイムリーに伝える!」ということを徹底しています。
入社して一番成長した経験
「B.Hさんが担当者で良かった…」と
取引先担当者にしみじみ言われた
1年目は先輩や上司と同行するケースがほとんどでしたが、最近はほぼ私ひとりで交渉の場についています。その際、私は日本の方から見れば外国人ですので、コミュニケーションに不安を覚える取引先様も多かったのですが、最近は「……B.Hさんが担当者で本当に良かったですよ」と言っていただけることが増えました。言葉の問題だけでなく、「双方にとっての最適な着地点」を設計するだけの力がついてきたのでしょうね。
東海カーボンを一言で表すと
若い社員でも「チャレンジ」できる会社
やりたいことがある人には最適な環境
ひとことで言うなら「チャレンジできる会社」でしょうか。自分で手を上げ、意志や具体的な進め方などを明確に伝えることができれば、入社年数が浅くても、「君はまだまだ経験不足だから……」というようなことは言われず、耳を傾けてくれる会社です。“やりたいこと”がある人にとっては、やりがいだらけの環境だと言えるでしょう。
同僚の特徴
受け身の姿勢ではなく自分の軸を持ち
自身の考えを発信しながら働く人が多い
「積極的な人が多い」という印象ですね。東海カーボンには、周りや上司などから言われたことをただやるという受け身な人はおらず、みなさん自分の“軸”を持ち、自身のアイデアや考え方を発信しながら仕事をしていると感じています。そんな諸先輩の姿を見て、自分もこうなりたいと思うようになりましたし、何より、そんな方々と一緒に働くこと自体が楽しいと感じています。
今後の挑戦
コミュニケーション力をより高めながら
今とは真逆の「販売」に挑戦したい
現在は購買部門に所属しているため、言わば取引先様から気を使われてしまう立場にあるとも言えます。しかし今後はまったく逆の立場である「販売」にチャレンジしたいですね。そのためには課題も多く、当社の製品知識を深めることはもちろん、コミュニケーション力をもっと高めなければならないと思います。より多くのお客様に当社製品を採用していただくためにも言語のみならず、相手の要点を抑えて傾聴し、相手にわかりやすく説明して次の協議につなげられるよう心掛けていきたいです。
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入社1年目からやりがいある仕事を任され
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