東海カーボンの成長とこれから

グローバル企業としての成長

1918年の設立以来、常に業界のパイオニアとしてカーボン製品の開発を行ってきた東海カーボンのこれまでの歩みを年代別にまとめました。
また、今後目指す将来像についても紹介します。

東海カーボンの歴史

  1. 1900年代前半
    1. 製鉄が国家的事業と位置づけられる中、良質な黒鉛電極の国産化を目的に、東海電極製造株式会社を設立。

    2. 電極製造に伴う副産物を利用したタイヤやチューブなど、ゴム製品の補強材として使われるカーボンブラックを国産化。
      黒鉛電極と並んで、今日の東海カーボンを支えるコア事業に成長。

  2. 1900年代後半
    1. 社名を現在の東海カーボン株式会社に変更。

    2. 田ノ浦工場が、半導体・太陽光パネルなどの製造に欠かせないファインカーボン専用工場としての製造を開始。

    3. 活躍の舞台を日本から世界に広げ、東洋カーボンと合併。
      炭素材料分野でのグローバルリーダーへの道を視野にとらえる。

  3. 2000年代
    1. 長坂一 代表取締役社長に就任。
      社内意識改革、事業の再構築を柱とする構造改革に着手。
      既存事業のゼロベースで見直す一方、需要の見込まれるリチウムイオン電池負極材を事業化するなど、新製品の開発に力をそそぎ、ふたたび成長戦略に舵を切る。

    2. 100週年をむかえ、次の100年を見据えた新たな挑戦が始まった。

過去、現在、そして未来へ

環境の大きな流れを見逃さず、柔軟に、したたかに対応。
それが激動の時代の経営に求められること

日本の産業を支える素材メーカーとして、社会のルールを守りながら、技術力を究め、コストを下げて適正な利益を頂戴し、お客様や株主の皆様との信頼関係を維持・強化して行かなければならないことは、もちろん長期的に目指すべき姿ですが、この激動の時代の経営に求められることは、環境の大きな流れを見逃さず、過去のシガラミを断ち切り、柔軟かつしたたかに対応していくことだと思います。

昨年来の成長戦略の中でMAを活用して海外拠点を増やし、当社売上の約7割は海外になります。これら海外拠点をしっかりと統括し、グループ全体としてシナジーを発揮していくこと、すなわち、グローバルベースでのガバナンス強化が今後の重要課題です。
足元の業績は好調ですが、過去の歴史を振り返れば、市況の影響をモロに受け、サプライチェーンの中での立場も弱かったことから、収益のブレが非常に大きな業界でした。今後は安定的な収益基盤を確立すべく、そのような業界の構造も東海カーボンが先導して変えていきたいと考えています。