東海カーボン 技術と信頼で未来に答えを

企業理念

基本理念

信頼の絆

お客様・お取引先・従業員・社会・株主といったステークホルダーの皆さまは、当社が、企業活動を通じ、持続可能な社会の実現に貢献していくために、欠くことのできないパートナーです。ステークホルダーの皆さまとの共存共栄は当社の切なる願いであり、皆さまと共に新しい価値を生み出す共創のカギはお互いの信頼関係と考えます。東海カーボングループは、ステークホルダーの皆さまとの「信頼の絆」をより強めていけるよう、不断の努力を続けます。そのために、常に誠実を旨とし、ステークホルダーの皆さまとの適切なコミュニケーションを保ちつつ、公正・透明な企業活動の中で、革新を目指して果敢に挑戦し、皆さまの期待を超える結果を、タイムリーに、かつ継続的・長期的に出していけるよう、グループを挙げて取り組んでいきます。

行動指針

  1. 誠実   Integrity

  2. 革新   Innovation

  3. 挑戦   Challenge

  4. 共創   Co-creation

  5. スピード Agility

グローバル行動規範

東海カーボン・グローバル行動規範とは?

  • 東海カーボングループは、基本理念である「信頼の絆」、長期ビジョンである「先端素材とソリューションで、持続可能な社会の実現に貢献する」を目指す上で、私たち全員が共有すべき5つの行動指針を、「誠実」(Integrity)、「革新」(Innovation)、「挑戦」(Challenge)、「共創」(Co-creation)、「スピード」(Agility)としました。
  • 更に、私たち一人ひとりが、日常業務を遂行する中での行動や判断の基準となる、より具体的な拠りどころとして、以下の通り、「グローバル行動規範」を制定しました。1.「信頼の絆の追求」は、基本理念を踏まえた当社グループとしての姿勢を、2.「誠実で公正な事業活動」以降は、これを実現するために、私たち一人ひとりが実践すべき具体的な行動基準を示しています。
  • 1.信頼の絆の追求

    お客様をはじめとする各ステークホルダーは、当社が、企業活動を通じ、持続可能な社会の実現に貢献していくための重要なパートナーです。東海カーボングループは、各ステークホルダーとの「信頼の絆」をより強めていけるよう、不断の努力を続けます。

  • 1-1 (顧客)先端素材とソリューションの創造

    東海カーボングループは、常にお客様本位で考え、公正・透明な企業活動を通じ、先端素材とソリューションをタイムリーに提供することで、お客様の信頼に応えていきます。そのためにも、お客様の声に真摯に耳を傾け、お客様のニーズにあった、素材・ソリューションの提供に努めるとともに、品質管理を徹底し、改善に努めます。

  • 1-2 (株主)企業価値向上とコミュニケーション重視

    東海カーボングループは、企業活動を通じ、持続可能な社会の実現に貢献することで、持続的な企業価値向上を果たし、株主の皆様の期待に応えていきます。健全なコーポレートガバナンス体制を構築するとともに、経営の透明性を確保し、適時・適切なIR活動を通じて、企業経営・企業活動への理解促進に努めます。

  • 1-3 (従業員)働きがいのある職場づくり

    企業活動を支える最も重要な資産は人材です。東海カーボングループは、従業員一同が、心身ともに健康で、自己の能力や適性を活かし、働きがいを持ってチャレンジし、協力しあい成長できる、活気あふれる職場環境を作ります。

  • 1-4 (取引先)ビジネスパートナーとの健全で適切な関係構築

    東海カーボンは、サプライヤーを含むビジネスパートナーを、品質・価格等様々な条件を踏まえて総合的に評価し選定した上で、透明かつ公正な取引を通じ、健全で適切な取引関係構築に努めます。

  • 1-5 (社会)地球環境・国際社会・地域社会との共生

    地球温暖化をはじめとする環境問題は、持続可能な社会の実現に向けた重要課題です。東海カーボングループは、ヒトと地球に優しい企業活動を通じ、地球環境との共生を目指します。また、各国・地域の文化、習慣を尊重し、国際社会・地域社会との適切なコミュニケーションを通じて信頼関係を築き、良き企業市民として共生を図ります。

  • 2.誠実で公正な事業活動

    私たちは、国内外の関係法令やルールを遵守し、社会の倫理や良識に従った企業活動を行います。

  • 2-1 安全で高品質な製品の供給

    私たちは、安全・品質に関する各国・地域の法令を遵守し、ISO9001の認証をはじめとした、安全・品質を確保する全社的な仕組みを構築・運用するとともに、安全で高品質な製品を適正な価格で安定的に供給します。

  • 2-2 独占禁止法の遵守と公正な競争

    私たちは、国内外の競争法・独占禁止法の遵守を徹底し、競合他社との公正な競争関係を保ち、公正な方法で企業活動を行います。

  • 2-3 贈収賄と腐敗防止

    私たちは、腐敗行為の防止に関する国際的な規範や各国関係法令を遵守し、各国公務員や政府関係者を含む他者との汚職行為には、一切関与しません。政治献金や寄付等をする場合は、その必要性、妥当性を十分に考慮した上で、各国の法令と社内ルールを遵守します。

  • 2-4 安全保障輸出管理

    私たちは、国際的な平和と安全維持を目的とする安全保障輸出管理体制を構築し、製品の輸出および技術の提供等の取引が、大量破壊兵器および通常兵器の開発・製造・使用・貯蔵、テロリズムの支援、その他世界平和に脅威を与える目的に利用されることのないよう、輸出管理に関する各国・地域の法令・規則・社内ルールを遵守します。

  • 2-5 会社の正当な利益に反する行為の禁止

    私たちは、会社の正当な利益に反して、自己や第三者の利益を図るような行為、また、当社グループの信用、名誉を棄損するような行為等、会社に損害を与える行為は行いません。

  • 2-6 反社会的勢力との関係遮断

    私たちは、市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力・団体・個人との関係を遮断するとともに、このような勢力からの、不当、不法な要求には、組織的に毅然として対応し、これには一切応じません。

  • 2-7 責任ある調達

    私たちは、「東海カーボングローバル調達ポリシー」に則り、品質・価格・納期・環境負荷・人権・労働安全・安定性等の面から、調達先を総合的に評価し、最適な調達を追求します。 また、原材料等の上流サプライチェーンに対し、各国・地域の法令・規制を遵守するよう働きかけると同時に、製品・サービス等に関する情報を、原材料等の上流サプライチェーンまで遡って収集のうえ、適切に管理し、当社のお客様等から情報開示依頼があった場合は最善の努力を尽くします。なお、人権・環境等の社会問題を引き起こす原因となりうる原材料(例:紛争鉱物(すず、タングステン、タンタル、金)・コバルト・天然ゴム等)の使用による地域社会への影響を考慮した調達活動を行うこととし、懸念のある場合には、使用回避に向けた施策を行います。
    調達先との間では、対等・公正な立場で接し、誠実な取引を行い、不当な差別・排除、事業活動の拘束等、不誠実な行為は行いません。また、調達先に対しても、「東海カーボングローバル調達ポリシー」に基づいた対応をお願いします。

  • 3.人権尊重と安全な職場環境

    私たちは、「東海カーボングループ 人権に関するグローバルポリシー」に則り、従業員一人ひとりの人権を尊重するとともに、多様な人材が安全・健康に働ける職場作りに取り組みます。

  • 3-1 人権と多様性の尊重

    私たちは、個人の基本的人権と多様性(ダイバーシティ)を尊重し、あらゆる企業活動において、人種、身体的特徴、国籍、性、性的指向、年齢、言語、宗教、政治上その他の意見、財産、障がいの有無、門地その他の社会的地位又はこれに類するいかなる事由による差別を行いません。また、全ての国・地域での企業活動において、児童労働を認めず、人身売買・強制労働・債務労働などの奴隷労働を禁止します。

  • 3-2 ハラスメントの禁止

    私たちは、職場におけるハラスメントは、個人の尊厳を傷つけ、職場での人間関係・労働者の意欲・企業の評判に否定的な影響を与える行為であることを認識し、ハラスメント防止に取り組みます。

  • 3-3 個人情報の保護

    私たちは、個人のプライバシーを保護するため、個人情報の取り扱いについて、各国・地域の関連法令を遵守し、情報漏えい・紛失の防止に努めます。

  • 3-4 安全衛生・健康管理の徹底

    私たちは、従業員の職場における安全・健康の確保を最優先とし、労働安全衛生に関する各国・地域の法令を遵守し、事故・災害の未然防止に配慮された環境を整備します。

  • 4.地球環境保全に向けた取り組み

    私たちは、地球環境保全を経営における最重要課題の一つと認識し、「環境方針」に則り、企業活動と環境の調和に努め、持続可能な社会の実現に向けた活動を展開します。

  • 4-1 環境に配慮した製品・サービスの提供

    私たちは、地球環境に配慮した製品やサービスを積極的に開発し、提供します。

  • 4-2事業活動における環境負荷低減の推進

    私たちは、自らの企業活動の中で、環境負荷低減や環境汚染防止に取り組むことにより、持続可能な社会の実現に貢献します。

  • 5.企業情報の適切な開示

    私たちは、株主をはじめとするステークホルダーの皆さまとのコミュニケーションを積極的に行うとともに、企業情報を適時・適切に開示します。

  • 5-1 企業情報の適時・適切な開示

    私たちは、ステークホルダーの皆さまをはじめ、広く社会全体に企業情報を適時・適切かつ公平に開示し、上場企業としての説明責任を果たします。

  • 5-2 適正な財務報告

    私たちは、財務報告の信頼性を確保するための内部統制システムを整備し、関係法令、適用される会計基準、社内ルールに従い、経理・会計・税務に関する記録及び報告を適時・適正に行うとともに、適正に納税義務を果たします。

  • 6.会社の資産・情報の保護

    私たちは、会社の資産を保護する責任を負っています。また、自社の資産を当社グループに委ねているお客さま、サプライヤー等の資産も同様に保護しなければなりません。

  • 6-1 会社財産の管理と適正使用

    私たちは、会社の資産(有形・無形)を適正に管理し、サイバー関連リスク、不正アクセス、盗難、紛失等を防ぎます。また、それら資産は、私的用途への流用等、業務目的以外には使用しません。

  • 6-2 機密情報の管理

    私たちは、職務や取引に関連して知りえた社内外の機密情報を、法令と社内ルールに則り適切に管理し、在職中のみならず退職後も、適切な手続きを経ることなしに、開示・漏洩せず、また、不正・不当な利用を行いません。

  • 6-3 個人情報の管理

    私たちは、職務や取引に関連して知りえた社内外の個人情報が不正・不当に開示されたり誤用されないよう、努めます。

  • 6-4 インサイダー取引の禁止

    私たちは、職務や取引に関連して知り得た、公表されていない社内外の情報に基づく、「インサイダー取引」や「インサイダー取引と疑われかねない行為」は行いません。また、家族を含めた第三者にそれらの情報を漏洩したり、インサイダー取引を推奨したりしません。

  • 6-5 知的財産権の保護と活用

    私たちは、自社の知的財産を有効に活用する一方、他者によって不正に使用されないよう、適切に管理します。私たちは、他者の知的財産権を尊重し、不正な使用は行いません。

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