●2019年は8月から12月までの5カ月分が連結業績に寄与●一過性の費用等36億円を除けば20億円の営業利益貢献2019年業績サマリー2020年方針2020年は2つの柱で諸施策を実行します。一つ目はEBITDAの極大化です。生産工程におけるボトルネックを設備投資等により解消し、黒鉛化カソードや高炉用ブロックの巻き替え需要を確実に取り込みます。同時に、不良率低減、原材料価格引き下げを進めてコストを削減することで収益拡大を図ります。2つ目は市場開拓・新商品上市です。成長著しい中国・インドにおける黒鉛化カソード市場の開拓や、黒鉛化カソードの新商品RuC(Ready-to-Use Cathode)、他事業部との協働による新商品開発・マーケティングを推進していきます。2019年7月26日にTokai COBEX社およびそのグループ会社が当社の完全子会社となりました。同社の営む精錬ライニング事業を、新たな事業セグメントとして2019年8月から12月までの経営成績に反映しています。なお、2019年の業績においては、2020年以降に発生する見込みのない取得関連費用等36億円を当期一過性の費用として計上しています。精錬ライニング事業機会とリスク機会リスク●軽量化素材としてのニーズの高まりや都市化進展等に伴うアルミ需要の増加●中国・インドを中心とする精錬効率に優れた黒鉛化カソードの需要増●アルミニウム地金市況低迷長期化による精錬プロジェクトの後退業績推移と見通しTokai COBEX GmbH 共同経営者フランク・ゲーデ(写真右)アンジェイ・ホトロス(写真左)グループの収益力向上と安定化に貢献します2020見通し2018201737,0004,800201914,662-1,600営業利益売上高(年)(百万円)020,00040,000(百万円)0-5,0005,00010,00027東海カーボン アニュアルレポート 2019ビジョンと戦略サステナビリティ報告資料編事業報告
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