040%黒鉛電極CBTCXFC工業炉その他(摩擦材・負極材)NewEBITDA マージン黒鉛電極市場回復時のスムーズな生産立上げCB(カーボンブラック)原価と販売価格のスプレッド適正化TCX(精錬ライニング)需要増の取り込み、新商品投入FC(ファインカーボン)競争優位品の供給増、次世代品開発工業炉及び関連製品新規開発炉による市場拡大その他(摩擦材・負極材)収益性改善、新規開発品の提案EBITDA (億円)収益基盤安定キャッシュフロー創出シナジー実現※ 円の大きさは売上の大きさを表します成長事業市場拡大に沿った増産開発品で付加価値向上再構築事業-505010015020025030035030%20%10%目標狙い2020 →2022年社長メッセージ事業ポートフォリオの方向性3つの区分で事業ポートフォリオをバランス化営業キャッシュフローを事業・財務基盤の強化に活用当社は、事業を3つに分けて管理し、継続的な事業ポートフォリオのバランス化を図っています。その中で柱となるのが「収益基盤」として位置付けた黒鉛電極とカーボンブラックです。黒鉛電極は中期的に伸びていく事業であり、市況の回復に伴って販売数量・価格も回復すると見込んでいます。カーボンブラックにおいては、原料油価格や需要が変動する中で、いかに安定した利益を創出できる仕組みを構築していくかがテーマです。これら2つの事業で、当社グループは安定的なキャッシュフローを創出していきます。一方で「成長事業」として位置付けている精錬ライニング、ファインカーボン、工業炉及び関連製品においては、新規開発品を含めた積極的拡充をテーマとしています。電気自動車、5G通信網、ITともかかわりの深いこれらの事業では、市場自体の成長も見込まれています。摩擦材と負極材については「再構築事業」と位置付けています。これら2事業では、収益性の改善や新規開発品の投入等の抜本的な構造改革を実行し、次の成長に備えていきます。2020年から2022年までの累計3年間で、当社グループは1,640億円の営業キャッシュフロー創出を見込んでいます。そのうちの570億円を、主力事業を支える設備更新工事や環境負荷低減のための設備導入資金としま18東海カーボン アニュアルレポート 201918東海カーボン アニュアルレポート 2019
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