東海カーボン株式会社 アニュアルレポート 2019
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代表取締役社長長坂 一社長メッセージ2019年は、創立100周年を迎えた当社が、新たな100年に向けて発表した中期経営計画「T-2021」の初年度でした。連結業績は売上高2,620億円(前期比13.3%増)、営業利益543億円(同25.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益319億円(同56.4%減)を計上し、主要経営指標としているROSは20.7%となりました。世界経済の減速に大きく影響された上に、望外ともいえる前年の好況の反動が顕著に出た1年でしたが、その厳しい事業環境下においても、ドイツのTokai COBEX社の戦略的買収等によって増収を確保し、相応の利益率も確保しました。前年実績とその延長線上で策定した当初計画「T-2021」通りにはいかなかったものの、総じて見れば、さほど悲観する必要のない1年だったと認識しています。期初計画には未達も増収を維持攻めの姿勢で守る―市況に応じた策で次の成長を期します15東海カーボン アニュアルレポート 201915東海カーボン アニュアルレポート 2019ビジョンと戦略事業報告サステナビリティ報告サステナビリティ報告資料編

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