東海カーボン株式会社 アニュアルレポート 2018
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エレマ発熱体/工業炉とはスマートフォン等の液晶画面用フラットガラスは、ガスや重油炉つくられます。さらにできたての高温状態から少しずつ冷やす必要があります。そのデリケートな温度調節に「エレマ発熱体」が使われています。エレマ発熱体は、1927年(昭和2年)にわが国で最初に市販された炭化けい素発熱体。発売以来品質の改良を重ね、現在では業界最大の生産規模になっています。また「工業炉」は、ガラスをはじめセラミック、電子部品、金属、粉体等を加熱、焼結したり溶解、熱処理したりするための装置です。私たちは工業炉の設計・製作、そして工業炉に必要な発熱体や耐火物の総合メーカーとしての複合技術で、小型試験炉から産業用大型装置まであらゆる分野に供給しています。工業炉及び関連製品事業 基本情報エレマ発熱体エレマ抵抗器工業炉主要原材料SiC(炭化けい素)エレマ発熱体原料さまざまな工業機械・素材工業炉は設計~組立のため原料なし製造工程SiCを原料として設計・製造・引き渡し部材調達~組立~検査出荷~客先にて据付客先にて試運転引渡し(正式納入)事前の仕様決定、見積~受注詳細打ち合わせ~詳細設計~承認約1カ月エレマ発熱体4~8カ月(工程上の納期)工業炉日本、中国の販売拠点からアジアを中心に世界へ輸出。販売東京京都蘇州上海顧客電子部品業界リチウムイオン電池関連業界板ガラス・光学ガラスその他熱処理関連その他セラミック材料等さまざまな業界各種代理店があります。59東海カーボン アニュアルレポート 2018ビジョンと戦略事業報告サステナビリティ報告財務報告資料編

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