東海カーボン株式会社 アニュアルレポート 2018
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人材育成採用・雇用に関する基本的な考え方当社は、すべての方に対して就職の機会均等を保障し、人種・地域・国籍・年齢・性別・性的指向・障がいの有無による差別をせず、応募者の適性と能力のみを採用基準としています。新卒採用では、高い目標に向かって自ら発想し行動できる、チャレンジ精神と問題解決能力・協調性を持った人材を求めています。キャリア採用では海外展開、技術開発等さまざまな事業テーマに即した人材を募集しています。評価と処遇、人材育成当社は「炭素で社会を支えるグローバル企業」という長期ビジョンのもと、基本理念に掲げる「国際性」「価値創造力」向上に向けて人材育成に力を入れています。従業員のさらなる能力向上、組織としての価値の創出を目指しています。従業員一人ひとりが担うべき役割や目標を明確にし、キャリア開発をしていけるよう、資格等級制度、目標管理制度、自己申告制度を運用しています。ワークライフバランス当社は子どもの生後最長2年間の育児休業制度、1家族につき通算93日間の介護休業制度を運用しています。育児短時間勤務は小学校就学までと、法定基準に比べて特に自由度の高い制度としています。年次有給休暇の取得については5日以上の計画取得に加え、半日休暇制度や失効休暇積立制度により、自由度を高めています。ダイバーシティの推進高齢者の継続雇用当社は、意欲と能力のある高齢者が定年退職後も5年間継続して就労できる再雇用嘱託制度を設けています。2018年は希望者28人すべてを継続雇用しました。労働力の安定的な確保や制度利用のさらなる活性化のため、2019年から再雇用嘱託者の年収増額を予定しています。女性の活躍推進2018年に、女性活躍推進に関する行動計画を策定しました。2018年4月から2020年3月までの2年間で、総合職新卒採用数に占める女性の割合を30%以上にすること、出産・育児等と両立して働き続けられる職場風土を醸成することを目標に掲げています。障がい者雇用の促進2018年6月1日時点における当社の障がい者雇用率は1.64%で、法定雇用率に届いていません。引き続き働きやすい環境づくりに努め、積極的に採用を進めていきます。地域別連結従業員数の推移(人)項目2013年2014年2015年2016年2017年2018年日本1,2581,2701,2731,2151,2261,258北米26102114103249660欧州268252251244251268アジア364440454418416758合計1,9162,0642,0921,9802,1422,944ワークライフバランス関連データ(東海カーボン(株))項目2017年2018年育児休業からの復職率100%100%介護休業取得者数0人0人年次有給休暇の平均取得率52.3%50.0%従業員の月間平均超過勤務時間9.9時間12.2時間※ 2017年北米従業員増は2017年11月に買収した TOKAI CARBON GE LLCによるもの(約140人増員)※38東海カーボン アニュアルレポート 2018

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