その他事業(摩擦材・負極材等)業績概況と見通し2018年の売上高は前期比14.6%増の15,525百万円、営業利益は前期比24.5%増の1,068百万円となりました。摩擦材は、建設機械向けや産業ロボットを含む工作機械向けが好調に推移しています。中期経営計画に基づく事業再構築の一環として、コモディティ品種である四輪自動車向け事業から撤退しました。今後、産業用ロボット向け、風力発電用の電磁ブレーキ向けの事業拡大を推進していきます。リチウムイオン電池用負極材についてはさらなる成長を目指し、拡大し続けるEV/PHEV市場に合わせて生産能力と顧客層の拡大を図ります。摩擦材事業部長髙橋 宏負極材事業部長堂薗 充昭中期経営計画のテーマは事業再構築。品種ごとに最適な改善を目指していきます。電気自動車市場は引き続き伸びる見通し。大規模増産投資が伴う市場成長に合わせた事業拡大と性能面改善が次のテーマです。摩擦材負極材2019見通し2018201713,54285815,5251,06812,400200営業利益売上高(年)(百万円)08,0004,00012,00016,000(百万円)08004001,2001,600業績推移と見通し※2019年の営業利益見通しは内部調整を加味しない数値です。29東海カーボン アニュアルレポート 2018財務報告資料編サステナビリティ報告事業報告ビジョンと戦略
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