東海カーボン株式会社 アニュアルレポート 2018
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事業の概況カーボンブラック事業123北米拠点の融合と最適化需給がひっ迫する北米市場で、環境対策コストも勘案した適正マージン確保。他拠点との技術共有も進めます。原料油使いこなし、生産性改善、排熱有効利用技術をグループ内で共有し、総合コスト削減とアウトプット最大化に取り組みます。本邦における開発品情報共有で、高付加価値品(特殊品)販売比率を増やします。コモディティ市場への依存度を減らし高マージン市場を獲得します。既エネルギー有効利用等に よるコスト削減高付加価値商品の比率増重点施策「T-2021」における重点施策事業環境経営課題●タイヤおよび自動車の生産が堅調に推移し、 年率2〜3%成長●アジアを中心としたカーボンブラックの需要と供給 増加の見通し●2020年MARPOL条約 (船舶用燃料油硫黄分濃度規制の改定)●北米新拠点のグループ融合●安定収益の継続 ・さらなる得率改善、省エネ操業 ・環境負荷の低減 ・特殊品比率増加カーボンブラック事業部長真先 隆史北米拠点を獲得し非アジア市場へ参入。グループ間の技術交流によるコスト削減と高付加価値商品の比率増大を目指します。24東海カーボン アニュアルレポート 2018

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