カーボンブラック工業炉摩擦材※ 円の大きさは営業利益額の大きさを イメージしています(2018年)負極材成長率利益率高低240億円その他(摩擦材・負極材等)450億円ファインカーボンファインカーボン収益基盤事業成長事業再構築事業160億円工業炉及び関連製品 電極高億円2,313億円3,800カーボンブラック769億円ファインカーボン254億円工業炉及び関連製品114億円1,710億円黒鉛電極1,240億円カーボンブラック黒鉛電極1,021億円事業ポートフォリオの方向性2018年売上構成比(実績)2021年売上構成比 見通し(参考値)現在、当社グループの売上の約8割を黒鉛電極とカーボンブラックが占めています。これら2事業を「収益基盤事業」と位置付け、そこから得られた潤沢なキャッシュを他事業の成長投資と開発に充て、収益の柱を多様化させていきます。2019年を初年度とする3カ年の新たな中期経営計画では、「収益基盤事業」において引き続き安定したキャッシュフローを創出できるよう、老朽設備の更新や環境対策を実施します。また、前中期経営計画期間中に獲得した黒鉛電極・カーボンブラックの北米工場の融合も本格化させ、販売・技術の両面でシナジーを生み出すことで、生産と販売の最適化および品質の一層の向上を図ります。一方で「成長事業」と位置付けたのは、今後市場の成長が見込まれるファインカーボン、負極材、工業炉等です。市場における技術の優位性を活かし、向こう3年間で500億円超の成長投資を実行することで、より付加価値の高い製品の販売を伸ばしていきます。研究開発にも引き続き注力し、M&Aも視野に入れて次世代製品を着実に育成していきます。今後も安定した収益が見込める主力事業に加え、より付加価値の高い製品をさまざまな産業分野に供給していくことで、特定の市場に依存しない安定的な成長を目指します。その他(摩擦材・負極材等)155億円17東海カーボン アニュアルレポート 2018事業報告サステナビリティ報告財務報告資料編ビジョンと戦略
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