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世界の政治や経済の思惑に揺れる
原料市況を読み取り、
購買戦略と仕入れオペレーションを磨き続ける。
E.Y.
本社 原料調達部
2011年度入社
早稲田大学 文学部文学科

原料調達部は当社の4事業部(電極・CB・FC・摩擦材)で使用する原材料の調達を行う部署です。私はその中で、価格交渉、発注業務、納入予定の調整、支払いの手続きなどを担当しています。原料の価格や品質は、当社製品の原価や品質に影響し、工場への納品の遅れは当社製品の生産予定の遅れ、ひいてはお客様の製品出荷にも影響を与えます。品質・納期・コストの管理調整という日々の業務が、安定的な生産や操業といった当社の事業全体を大きく左右する仕事なのです。
印象的な出来事としては、原料を輸送する船が3隻ほぼ同じタイミングで工場へ入港しかけたことがありました。契約に決められた時間よりも長く船を停泊させると滞船料を科されますし、また工場としても必要な原料の優先順位があり、受入作業の安全性も確保しなくてはなりません。私は船の動静と契約内容、工場側の状況を綿密に確認し、どの船から納入させるかを決める調整を行いました。結果的にはうまく納入タイミングを設定でき、滞船料の支払いもなく、工場の原料在庫切れも起きず、受入作業も安全に行うことができました。
日ごろの業務の中でも、貿易や輸送に関する知識を身につける他、仕入先は世界中のサプライヤーなので、カーボン製品の原材料の元となる石炭や原油の市況、石油化学業界の動向、為替といった日々の情報収集も欠かしません。今後の目標は、マーケットの動向をよくとらえて、サプライヤーの考え、同業他社の動向を見抜き、最善の購買戦略を打ち出せるようになることです。実際には、十分な判断材料がない状況下でも決断を下さなければならない場面もあり、その難しさを痛感しています。
当社の事業の中核であるカーボンの可能性については、鉄鋼業界に付随するコールタールビジネスや、原油の精製を端緒とする石油産業は、人類が文明を放棄しない限り継続していくと考えます。現在も世界では新たな高炉の立ち上げや、石油化学プラントへの出資が行われており、この瞬間にも新たなサプライヤーが生まれているかもしれないのです。そうした環境の中で行われるカーボンビジネスは、腰を入れて大きな仕事ができる、無限の可能性のある分野だと思っています。

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