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電極の正しい取り扱いと使用方法

当社は一貫した品質管理により、ばらつきの少ない高品質の電極を提供しておりますが、取扱い方法、使用方法を誤りますと、過大酸化消耗や折損などの原因ともなり、ひいては操業にも重大な影響を与えることがありますので、ご使用に当たりましては、次の事項について十分注意を払われるようお願いいたします。

また、「黒鉛電極の取り扱いについて」をよく読んで、正しくご使用下さい。

電極の保管

折損防止のためポール、ニップルともご使用直前まで梱包を解かないでください。また、乾燥し塵埃が少なく異常に高温とならない場所に保管してください。

電極運搬

運搬に当たっては破損、特に端部の欠落やねじ山が損傷しないように注意してください。

電極の接続

  1. ソケットの清掃

    接続する電極の上部ソケットをエアーを用いて十分清掃してください。(図1)

  2. 接続電極のねじ込み

    電極のねじ山に合った専用の吊り金具を用い、保護板を敷いて吊り上げ(図2)、接続される電極の真上にもって来て垂直に降ろし(図3)ねじの一部が接触したら静かに欠損しないように回しながらねじ込んでください。

    この場合、接続される電極のバンドマークより上のソケット部をクランプ(空つかみ)したまま接続を行うことは避けてください。

    ご使用中の緩みを起こす最大原因となります。

    接続する電極との端面の間隔が20〜30mmとなったとき、再びエアーを用いてねじ部と端面の塵埃を除去してください。(図4)

電極の締付け

電極を新しく継ぎ足す場合の自動接続および手締め作業は、下表の締付けトルクを与え十分締付けてください。特に炉上手締め作業では、反動締め作業で十分なトルクを与えてください。また、直流アーク炉超大型電極には、自動接続機による締付け作業を奨励いたします。

呼び寸法 14T 16T 18T 20T 22T
呼び径
mm
350 400 450 500 550
適正締付トルク
Nm
1,650 2,000 2,500 3,200 3,800
(kgf・m) 165 200 250 320 380
呼び寸法 24T 26T 28T 30T 32T
呼び径
mm
600 650 700 750 800
適正締付トルク
Nm
4,300 5,300 6,300 7,500 9,000
(kgf・m) 430 530 630 750 900

接続後の措置

電極が接続された後のホルダーのつかみ替えで、ソケット部をクランプすることは避けてください(図5)。特に電極継目をクランプすると接続部の接触抵抗の増加あるいはニップル折損の原因となります。

タイトニップルについて

当社は接続部のゆるみを防止するため、ニップルに特殊な処理を施し、これを“タイトニップル”と称しております。写真のように、ニップル側面にタイトペーストを埋め込み、併せて溝を設けたもので、このペーストは常温では固形状を呈しておりますが、使用中に軟化溶融し、ねじ部の間隙を埋めて発泡固着し、ゆるみを防止します。既に14T以上は全量タイトニップルが出荷されており、12T以下でも一部の需要家にご採用いただき取扱い便利で効果確実な点が高く評価されております。

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