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かんたん製品知識

カーボンブラック

タイヤ、チューブ、ベルト、ホースなどのゴム製品には、補強剤として、世界中でカーボンブラックが使われています。天然ゴムや合成ゴムにカーボンブラックを練り込むとゴム製品を強くする特長があります。

カーボンブラックはその名の通り黒色をしています。例えばタイヤが黒いのはカーボンブラックが入っているからです。普通乗用車用タイヤは通常1本10KGぐらいありますが、その約1/3の重量はカーボンブラックなのです。タイヤの他にも皆さんの身の回りで黒いゴムを探してみて下さい。ほとんどの黒いゴムにはカーボンブラックが入っています。このようにタイヤを含むゴム製品を作るためにカーボンブラックは欠かすことができません。また樹脂の着色剤、各種インキの黒色顔料としての着色用途や、電線被覆材等への導電性付与剤としての役割も担っています。さらにカーボンブラックは、ナノメーターレベルの微粒子なので、各種先端材料への応用も研究されています。

開発分野において当社では、カーボンブラックの表面を親水化した黒色顔料を”Aqua-Black(アクア-ブラック)”として既に新規ラインアップし、その特徴からインクジェットプリンタ用インキの色材として利用されています。

この様に、カーボンブラックは皆さんの生活を見えないところで支えているとても重要な原材料なのです。

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黒鉛電極

鉄は産業の米とも言われ、世界中に鉄が大量生産され、利用されるようになって人々は一層豊かな生活が出来るようになりました。鉄無くして今の私たちの生活や産業界の発展は語れません。ところで鉄の作り方には大きく分けて2とおりあります。ひとつは鉄鉱石を石炭で還元し純粋な鉄の液体(銑鉄)から作る高炉方式。もうひとつは鉄スクラップいわゆる鉄くず(例えば自動車を解体した後に発生するくず、建物を解体した時に出てくる古い鉄筋棒など)を原料にして、それを溶かして、再び新しい鉄にリサイクルする電気炉方式のふたつがあります。電極はこの電気炉方式で使用されますが、この電極に電気を通しその熱で鉄スクラップを溶かすのです。

電極と言えば、一般的に乾電池の中の長さ数センチの電極を思いだされるでしょう。ところがこの電気炉で使用される電極は、同じ円柱形ですが、全くスケールが違い、最近使われる最も多いサイズとして径約60CM長さ2.4Mのものが多くなっています。また近年電気炉のトランス(変圧器)の容量が大きくなるに伴い、中には直径80CM、長さ2.7Mのものも需要が増えてきています。そして電極に求められているのは、大径化と大電力操業に耐えられる強度や熱衝撃に耐える特性を持った高品質な素材です。その要求を充たせるのが「黒鉛電極」なのです。

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ファインカーボン製品

何気なく日々の暮らしを送っている私たちですが、この便利になった世の中で、意外とファインカーボン製品達が支えていることは知られていません。便利なことが当たり前となった現代生活を、当社の製品達がどのように支えているかを分野別にご紹介します。

(1)エレクトロニクス分野で

不純物が問題となる製造工程には高純度黒鉛材・SiCコート製品が活躍。特殊な雰囲気ガスの下ではSolid SiC・GLASSY CARBONが使用され、熱の遮蔽にTOKARECとファインカーボンの主要製品が半導体産業を支えています。

(2)オプトエレクトロニクス分野で

携帯電話に使用されている化合物半導体や信号機のLED(発光ダイオード)、DVDの信号読み取りに使用される半導体レーザーの分野で、製品を製造するための製造部品として、全世界を繋いでいる光ファイバーを製造する冶具に、等方性黒鉛を中心としたファインカーボン製品が活躍しています。

(3)自動車・航空産業等のモールド分野で

100円均一で売られているプラスチック製品の射出成形型や、高級乗用車のエンジン・外装・内装の部品用の金型を作るために、等方性黒鉛材が金型加工用電極材として活躍しています。金型産業には無くてはならない名選手です。

(4)環境・新エネルギー分野で

水と空気から電力を発生させる燃料電池、ハイブリットと言われる乗用車の蓄電部分、太陽光発電を発生するための半導体素子、今注目を集めている環境・新エネルギー分野でも黒鉛部品やTOKAECのような耐熱製品、トーカベイトのような耐薬品性の高い製品が使用されています。

(5)耐熱・熱処理分野で

非鉄金属を丸棒・パイプ・板状に製造する連続鋳造分野に等方性黒鉛材が、また熱処理に使用される真空炉や熱処理炉のヒーターに押出黒鉛材、炉壁等の断熱板・冶具台として押出材やTOKARECが使用されています。

(6)化学工業分野で

酸・アルカリといった高温の腐食性溶液が発生しますが、この溶液の除熱に使われる部品に、熱伝導率が高いこと・耐薬品性が良いことの特長を活かした、ファインカーボン製品の仲間達が活躍しています。製品寿命は数年から十数年であり、息の長い仕事を着実にこなしてくれる信頼性の高い仲間達です。

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摩擦材

自動車、オートバイ、建設機械などにとって動きを止めるブレーキ、その反対に動きを伝えるクラッチに使われる摩擦材は、動力制御装置の「命」とも言えるものです。まさにこれの品質によっては、人の「命」までもコントロールするほど大変重要なパーツです。エンジンのパワーアップが進み動力制御装置がどんどん高性能化していく今、摩擦材にはより優れた性能が求められています。1949年に焼結金属摩擦材の開発にとりかかり、1977年にはペーパー質摩擦材の生産を開始して以来、技術革新を重ね、この業界でトップメーカーの地位を築いてきました。2003年にレジン系摩擦材の東海マテリアルがグループに加わり、焼結金属・ペーパー質・レジン系と広い範囲の摩擦材をラインアップしたユニークな総合摩擦材メーカーとなりました。豊富な品揃えでユーザーの要望にお応えし、国内はもちろん海外でも高い評価を頂いています。

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工業炉およびその他関連製品

主な製品としてエレマ発熱体がありますが、これらはセラミックコンデンサーやIC基板の焼成、粉末冶金の焼結、鉄鋼部品の焼入・焼戻、窯業ではガラスの溶解・保持、セラミック繊維の製造、陶磁器の焼成ほかいろいろなところで活躍しています。また電気炉やガス炉といわれる工業炉は、金属やセラミックスなどの材料を熱処理する為の設備です。具体的には液晶テレビのパネルや携帯電話部品の製造工程にも使用されています。このような熱処理の為の加熱装置の設計・製作における豊富な実績を持ち、工業炉に必要な発熱体、耐火物のメーカーとして、これらを総合した最新の技術でも産業界に貢献しています。

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